プラバ
PRABHA
ムンバイの病院で働く真面目な看護師、
夫は外国にいて音信不通。アヌのルームメイト。
インド・ケーララ州ティルヴァナンタプラム生まれ。オムニバス映画「Kerala Café」(2009)の演技が高く価され、これがキャリアの転機となった。「Biriyaani」(2020)でケーララ州映画賞他で主演女優賞を受賞。本作に出演し、カンヌ国際映画祭で一躍注目を浴びた。「女の子は女の子(原題Girls Will Be Girls)」(2024)では、思春期の娘を持つ母親を演じ、国内外で注目を集めている。
アヌ
ANU
ムンバイの病院で働く陽気な看護師、
秘密の恋人がいる。プラバのルームメイト。
インド・ケーララ州トリシュール生まれ。主にマラヤーラム語映画で活躍する。T.K.M.カレッジ・オブ・アーツ・アンド・サイエンスで学士号、その後経営学修士号(MBA)を取得。 スクリーンデビューはマラヤーラム語のスリラー映画「Lokpal」(2013)。気鋭のマヘーシュ・ナラヤナン監督「Ariyippu」(2022)では、ロカルノ国際映画祭の国際コンペティション部門で主演女優賞にノミネートされた。
パルヴァティ
PARVATY
プラバとアヌの病院の食堂で働いている。
ビル建築予定地でひとり暮らし。
インド・ムンバイのカリナ地区の中流家庭に生まれる。被差別カースト出身の映画監督ナグラージ・マンジュレ作品の常連で、マラーティー語映画「ファンドリー(原題Fandry)」(2013)、「君と一緒にいたくて(原題Sairat)」(2016)、ヒンディー語映画「Jhund」(2022)に出演し、社会の周縁に生きることを余儀なくされた女性を演じて強い印象を残す。2024年、『花嫁はどこへ?』では路頭に迷う主人公を導く茶店の主人役を演じた。
シアーズ
SHIAZ
アヌの秘密の恋人で、イスラム教徒。
インド・ケーララ州ティルヴァナンタプラムで生まれ。2022年、Amazon Prime Videoドラマ「Crash Course」でSathya Srinivasan役を演じ、俳優としてのキャリアをスタートさせた。タミル語映画「Thugs」(2023)のSethu役で、南インド国際映画賞で最優秀新人男優賞を受賞。サントーシュ・シヴァン監督のヒンディー語映画「Mumbaikar」(2023)でアーディル役を演じた。
マノージ先生
Dr Manoj
プラバとアヌが働く病院の医者。
ヒンディー語に苦戦し、プラバに相談する。
インド・ケーララ州のティルヴァナンタプラム生まれ。俳優、コメディアン。「ライトニング・ムラリ」(2021)、「CBI 5: The Brain」(2022)、「Jaya Jaya Jaya Jaya Hey」(2022)など、これまで30本以上のマラヤーラム語映画に出演し活躍しているほか、コメディ番組や舞台での模倣芸で人気を博している。